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病気を近くから見過ぎない【世界津波の日に起きた奇跡】

2022.11.10

日記

11月5日、
高知県黒潮町の宿「黒潮の家」にて、
昼夜2部制のトーク&ライブでした。



前日、宿に着くと、
そこは海岸から数百メートルのところにあり、
防風林となっている入野松原がとても素敵で、
吸い寄せられるようにジョギングを開始していました。


途中に見つけた賀茂神社。

そこで、
ちょうど168年前の11月4日に鈴波があり、
5日に大地震が起き、
安政大津波が起きた日ということを知りました。

11月5日は「世界津波の日」
制定されていることも後に知ります。

そこには石碑が建立されていて、
「鈴波が来たら警戒するように」と、
当時の人たちが後に生きる僕たちのために警告してくれていました。



先人たちの愛に感謝の思いがあふれました。

第1部のライブではそんなことも話しながら、
168年前のこの日、
または11年前は東日本大震災でも
たくさんの方が亡くなり、
どんな思いを届けようかという話をしました。

⚪⚪⚪

彼らは人生を精一杯生き切った。

そう思いたい。

彼らの分まで生きるのはなく、
彼らがどうしても生きたかった
『今日』を生きるのでもない。

彼らは彼らの人生を立派に生きた。
だから、私は私の人生を生きる。

きっと旅立った存在も
『あなたはあなたを生きて!』
と言っているはず。

いちばんの供養は、
『私は大丈夫だから、今をしっかり生きるよ』
そう伝え、生きることだと思います。

⚪⚪⚪

その日の朝、
ぼくのfacebookの投稿を見て、
香川県高松市から3時間以上かけて来てくれた元さん。

第1部が終わった後、
元さんがぼくに伝えてくれました。

「実は姉が東日本大震災の津波で亡くなっているんです」

言葉が出ませんでした。

岩手県陸前高田市の職員だった
お姉さんは勤務中に津波に飲まれました。

元さんは続けます。

「杉浦さんの言う通り、
姉は29年という人生を全うしたと思います。
別れは辛いけど、
姉はとても愛され、幸せに生きました。
単なる辛い出来事ではありませんでした」

 
震災から7か月後、
図書館で働いていた妹さんが
一冊の本を借りてきたそうです。

それは『最後だとわかっていたなら』
という詩の書かれた本。

⚪⚪⚪

あなたの大切な人たちをしっかりと抱きしめよう
そして その人を愛していること
いつでもいつまでも大切な存在だということを
そっと伝えよう

⚪⚪⚪

本を読んだご両親は感動し、
陸前高田市の職員遺族に配ろうと、
ボランティア活動に寄せられた

義援金で110冊贈ったそうです。

その後、陸前高田で慰霊祭が行われ、
お姉さんの同僚がこう話しかけてきたそうです。

「この本のことを
何で知っているんですか?」

実はその1年前、
陸前高田市で開かれた福祉の講演会で、
お姉さんがこの詩を朗読していたのです。

「いつもそばにいるよ」

ご両親も、元さんも、
お姉さんからそう言われていると感じたそうです。

そして、この詩の内容こそが
お姉さんからのメッセージだと感じ、
大切な人を大切にして生きて来られたそうです。


ライブの第2部では途中、
緊急地震速報も鳴り、
波の音も流れるという
リアルな避難訓練で中断。

中断明けに、
ライブの参加者さんに元さんを紹介し、
この話をしてもらいました。

元さんの話を聞きながら感じたこと。

🔔🔔🔔

大切な自分を大切にする。
大切な人を大切にする。
大切な人に大切だと伝える。

生きていることが当たり前じゃない。
一人で生きているわけじゃない。

先日たちの愛、
誰かが命にかえて
伝えてくれたメッセージのおかげで、
私たちは今があります。

🔔🔔🔔

そんな思いをみんなで共有しました。




がんを経験した参加者は言われました。

「がんばかり見ていたけど、
命はもっともっと広く、大きいんだ」

病気を近くで見過ぎないで、
もっと遠くから見ると、
それは人生のプロセスであって、
ご縁に導かれていっていることがわかります。

この11月5日「世界津波の日」
にライブが行われた奇跡。

前日に神社で石碑を見つけたという奇跡。

ライブの中で僕がその話をしたという奇跡。

元さんがその日の朝、
ライブを知り、駆けつけてくれた奇跡。

いろんな奇跡が重なり、
今日という日がありますね。

✨✨✨

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