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患者はかわいそうな存在じゃない

2022.05.04

日記

杉浦貴之/生還記録はここまできました。
https://ameblo.jp/lifeisstrong/entry-12740648105.html


4月30日は琵琶湖国定公園内にある
ペンション「B.B.Dylan」にて、

乳がん経験者の岸本真弓さん
とのコラボトーク&ライブでした。

琵琶湖を眺めながら、
自然の応援をいっぱい受けながらの時間でした。

がんサバイバーは、

ヒーローでも
ヒロインでもありません。

成功者でもなく、
勝利者でもなく、

何かを成し遂げたわけでもありません。

他の方と同じように、

ただ、

生かされている

それだけだと思います。

 

その前提で、
がんという経験を通して、
治療を経験し、
命と向き合い、
人と出会い、
いただいた宝物をおすそ分けしていく。

そんなトーク&ライブだったと思います。

岸本さんが言われていました。

「がん患者はかわいそうな存在ではない」

 

他人がどう思うかより、
自分が自分を
かわいそうに思わないようにしたいです。

 

自分の場合、
希少がんの診断から22年経過しました。

ただ、
すぐに回復したわけではなく、
いつも倦怠感を抱え、
腸閉塞で5回入院しています病院

回復していくことを遅らせた原因は、

一番に

“焦り”

だったと思います。

もがけばもがくほど、
深みにはまっていきました。

早く親を安心させていあげたい。

早く社会復帰して
役立つ人間に戻らないといけない。

その根底にあったのは、

病気の自分は、

かわいそう。
恥ずかしい。
価値がない。
迷惑をかけている。

という自己否定。

22年前、病床で母から、
「生きているだけで嬉しいよ」
と言われ、

「生きているだけで価値がある」

と気づいたのに、
また元の自分に戻っていきました。

 

「痩せたね」という言葉に傷つき、
早く元気になりたいと焦って、

大量の玄米を油で炒めて
よく噛まずに食べ、
腸閉塞を繰り返しました。

手っ取り早く元気になりたいので、
霊感商法のようなものにはまったりもしました。

何かやらなきゃと思って始めることも、
自分を信じられなくて、
全部、途中で挫折。

そんな自分を救ってくれたのは、

やっぱり体からのサイン。
そして、人との出会い。

5度目の腸閉塞の時、
自分自身に伝えました(1回目で気づけ!)。

 

「ゆっくり元気になっていいよ。
今はこれが自分のベスト。
いつか元気になることを信じているよ」

 

「病気があろうとなかろうと、
  人間の価値は変わらない」

 

その後、腸閉塞は起きなくなりました。

 

しかし、
やりたいことが見つからず、
誰かに依存ばかりしていたとき、

知人のある言葉が
ぼくを変えてくれました。

「杉浦くんこと、
   信じているから!」

 

この言葉で、
モヤモヤと漂っていた霧が晴れ、

「ねばならない」ではなく、
「やりたい」という衝動から、

動き出すことができました。

 

手術から5年、2004年の夏、

今発行しいている
マガジン『Messenger』創刊に向けて
動き始めることができました。

『Messenger』
https://www.taka-messenger.com/category/messenger

 

今、病気や悩みの中にいて、

「人の役に立たないといけない」
「自分はかわいそうな存在」

と思っている人がいたら、
ぜひ自分に伝えてほしいです。

 

「存在するだけで
   役に立っているよ」

「ゆっくり元気になっていいよ」

「命と向き合っている自分は、
 かわいそうではなくて、
 すごいんだよ」

「あなたのこと、
  信じているからね」

 

自分自身がいちばん喜ぶと思います。

今回のトーク&ライブ主催の酒井さんは79歳。

会場の誰よりもお元気でした。

酒井さんの同級生で79歳の男性は、

2年前に奥様を亡くされ、

ずっと涙されていました。

「やっと泣くことができました」と。

たくさん笑い、たくさん涙し、

元気が湧いて、浄化されて、

本当に濃厚な時間でした。

アーカイブ(録画配信)はこちらからゲットできます!
https://takamessenge.thebase.in/items/59441449

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岡崎ゆうあいクリニック オープン記念イベント!

リアル&オンライン!
5月15日(日)「感性医療をもとめて」小林正学開業記念講演会 in 岡崎
ゲスト:杉浦貴之&ERIKO(スペシャルライブ)

2019年、小林正学医師は自身に甲状腺がん、
多発リンパ節転移が発覚。

その後、全国各地の医師や施術家、
がんサバイバーに会いに行き、
交流を深める中、
たどり着いた『感性医療』とは?

『感性医療』の中で観えてきた、
小林正学医師の医療観とは?
クリニック開業における想いとは?

歌うことで本来の自分を取り戻し、
がんを乗り越えてきた杉浦貴之とERIKOが感性に響く歌を届ける。

小林正学医師の講演、
杉浦貴之とERIKOの Live、
3人の本音のトークセッションと盛りだくさんの3時間!

オンラインはZoomのビデオ会議システムを使って開催します。

ご自宅でも、日本全国、世界のどの場所からも参加できます。

録画視聴も可。

スマホでも視聴可能な動画サイトのアドレスを送らせていただきます。

☆日時☆
2022年5月15日(日) 13:00~16:00(open12:30)

☆場所☆
岡崎ゆうあいクリニック 愛知県岡崎市筒針町字池田104-1
 ※駐車場あり

☆料金☆
【会場参加】 3,000円 【ZOOM&録画視聴】 2,500円 

☆お申込み☆
会場参加
https://takamessenge.thebase.in/items/60273127

ZOOM&録画視聴
https://takamessenge.thebase.in/items/60273277

☆☆☆

次のオンライン養生セミナー《体の養生編》は、

ラストでおのころ心平さんです。

録画でも後日、ご視聴いただけます。

【第4回】 おのころ心平氏(一般社団法人自然治癒力学校代表理事)
2022年5月12日(木) 19時~21時 セミナー70分 質疑応答・交流会 50分

「病のココロをブレークスルーする」


28年間のココロとカラダのカウンセリング現場から見えてきた、

1)ココロのカラダへの作用、

2)カラダのココロへの作用、

そして、3)病気にどうココロがかかわっているかについてお話します。

その上で、病のココロのパターンを突破する方法をお伝えできればと思います。

お申込み&詳細→https://takamessenge.thebase.in/

大人気のおのころ心平さんのブログ
https://ameblo.jp/onocoroshinpei/

まだまだ《体の養生編》は
録画動画視聴を含め、
4回フルコース参加が可能です。

☆☆☆

会場のみ
5月22日(日)杉浦貴之トーク&ライブin西尾 @Beans ピアノ 鎌田浩史

2022年5月 スケジュール一覧

 

リアル&オンライン!
6月16日(木)船戸崇史&杉浦貴之『がんを生きる心のケア』@リボーン洞戸

6月16日(木)船戸崇史&杉浦貴之『がんを生きる心のケア』@リボーン洞戸


杉浦貴之・個人相談


【壺を売らないとは言い切れないが決して押し売りしない個人相談】杉浦貴之・オンライン個人相談「希望の架け橋」

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『Messenger』59号のテーマは「自然治癒力とは何か?」。

心のケア、体のケアから魂のケアまで、
深い人間の生命エネルギーの考察、
体験談となっています。

自然療法の紹介、
食事のこと、
自然治癒力を高めるアイテムが散りばめられています。

病に縁のない方にとってもこれから人生を生き抜くヒントになると思います。

☆登場人物☆
「がんになった今が100倍幸せ ~乳がんステージ3からの選択~」
松本加恵さん。

「治癒に導いてくれるもの ~乳がんステージ4・実践していること~」
山本智子さん。

「自然治癒力とは何か? ~特別インタビュー~」
自然療法家・池内秀暢さん。

「自然療法と魂の成長 ~特別インタビュー~」
自然療法家・遠藤聡哲さん。

「『幸せ』を感じてもらうために ~鍼灸師で甲状腺がんを経験~」
住田伊津美さん。

「私の命の使い方 ~絨毛がんステージ4からの復活~」
木村聖さん。

「一病息災」で長生き ~声門がん・自然療法で寛解を目指す~」
佐々岡隆さんほか。

1冊のみのご注文も可能です!送料込み600円。

定期購読3000円(6回分送付)
定期購読された方は限定のfacebookオンラインサロンに参加でき、
様々なセミナーやライブに割引価格参加することができます。

お申し込み&詳細⇒

最新号『Messenger』59号「自然治癒力とは何か? ~治る力はあなたの中にある~」

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杉浦貴之出演情報など→https://lit.link/takayuki529

 

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