【メルロ=ポンティの身体論 ~無意識を意識することで~】
2019.05.03
日記
【メルロ=ポンティの身体論 ~無意識を意識することで~】
ソファーで腕組みしていたら、そのまま30分寝てしまいましたー。体の反応ですね。休みが必要です。。
ここのところ、怒涛でした。
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チームメッセンジャー関東合宿で「かすみがうらマラソン」に参加。12日は龍ヶ崎市「竹屋陶板浴」でのお茶会、13日は昨年に続き「つくばカーサ」でのトーク&ライブでした。どちらもとっても盛り上がりました。
車で茨城に向かう途中、テレビで『世界の哲学者に人生相談』という番組を聴いていました。
20世紀に活躍したフランスの哲学者・メルロ=ポンティ。一生をかけて身体について研究し、「身体論」を発表。
とっても興味深かったです。
「意識⇔身体」
意識と身体は繋がっていますよね。脳というか、意識が命令し、身体を動かす。しかし、意識から命令がなくても身体は動きますよね。それを無意識と言ったり、潜在意識と言ったりしていると思います。
例えば、自転車に乗ることを覚えるとき、
最初は意識して、足を動かし、ペダルを漕ぎます。
しかし、次第に慣れてくると、もはや意識はしせずとも、無意識にペダルを漕ぎ、バランスも自然に取れますよね。
車の運転や歯磨きなども同じです。
自分はずっと野球をしていたので、気づくと素振りをしていることがよくあります。野球経験者ならわかると思います。
あと、所かまわず歌うので、嫁さんに怒られます。
本当に無意識なんですよー。
持ち歌で『ひねくれ者の歌』という歌があります。
このとき、サビを一緒に歌ってもらうので、事前に練習します。
「冗談じゃない~ぜっ!」という歌詞を「冗談じゃない~Z!」にして。とっても盛り上がります!
「Z!」を一緒に叫んでもらいます。
「冗談じゃない~Z!」
「マジンガー~Z!」
「フェアレディ~Z!」
「アリナミン~Z!」
どんどん盛り上がります!
皆さん、気づきました?
アリナミンは「A」か「V」なんです。「Z」はありません。
会場の皆さんもみんな「Z!」って叫んでくれます。
最初は意識して「Z!」と歌ってくれていたのが、だんだん無意識になっていくんですね。習慣化されると、間違っていても、それが答えだと認識し、声帯に反応します。
でも、
「オロナミン~」
と行くと、
「Z!」ではなく、みんな「C!」と言えるんです!
これだけ「Z」を連呼しても、これまで生きてきた中で、CMなどで散々「オロナミンC」という情報を取り入れているので、無意識は「C」が優勢だったのです。アリナミンは「Z」が優勢になったのです。
これはいろんなことに言えて、
「がん=死」
という概念を取り入れすぎていると、「がん」という言葉を聞いただけで、「死」という反応が出ます。自分も最初、そうでした。
自分はひたすら、病を克服された人の本を読み、会いにいき、そんな存在をダウンロードしていきました。
結果、「がん」と言われても、「治る可能性がある」という概念が優勢になりました。無意識をそんな状態にしておくのはとって大切だと思います。
「がん」を「ポン」と言い換えるのもいいけど、こちらのほうが根っこから変えることになります。
ライブの後のマラソン前夜祭。
6年連続ホノルルマラソンに出て、医師からこんな例は初めてと言われた方、
毎年のように参加しステージ4から復活している方、
病室にダンベルを持ち込んでトレーニングしていた方など、変態レジェンドサバイバーさんがたくさんいました。
こんな環境に身を置くだけで、身体によい反応があると思います。
14日の茨城・かすみがうらマラソン、最高のおもてなしマラソンでした。
5キロ、10マイルの部は制限時間超えても歩道を走ればゴールできるし、沿道やボランティアの応援も温かいし、ゴール後のお土産がこれでもかというくらいたくさんもらえる!
魅力度ランキング、茨城は6年連続最下位みたいですが、全然、そんなこと感じないです。
人も温かいし、面倒見がいいし、方言も素敵だし、自分の中で順位はつけられないけど、かなり上位です。
おかげで、全国から参加したチームメッセンジャーの皆さんも癒され、ほっこりし、楽しむことができたと思います。
皆さん、無事完走されました!おめでとうございます!
発起人の茨城のもんちゃん、みどりん、全国から集まったチームメッセンジャーの皆さん、応援してくれた皆さん、沿道で応援してくれた2月のライブ主催のHONDAカンパニーの皆さん、かすみがうらマラソン関係者の皆さん、本当にありがとうございました。
人生の中でマラソンなんてあり得ないと思っていたのに病をきっかけに走ることになった、そんな方々が今回もたくさん参加されました。
「走ること=苦痛」
自らの行動で、「走ること=喜び」に変えてくれたのではないかと思います。
もう一度、メルロ=ポンティさんの身体論、
「意識⇔身体」
矢印は双方向です。
身体の喜びも、意識に影響を与えるそうです。
チームメッセンジャーのモットー。
「走れるほど元気になったのではなく、走ったから元気になった」
少しずつでいいので、外に出て、歩きましょう~。
「意識⇔身体」
良い循環をつくっていけるといいです。
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次は5月18日、19日は安城、犬山。18日の安城はパーカッションのKenzo氏が加わり、19日の犬山は鎌田浩史氏がピアノ・ベーゼンドルファーを奏で、彩りを加えます。
杉浦貴之トーク&ライブスケジュール
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6月8日(土)希望の祭典!がん治っちゃったよ!全員集合! in 金沢
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6月9日(日)杉浦貴之・究極3時間ビンビンセミナーin 石川
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若くしてがんに罹患したからこその苦悩、また、だからこそできることを実践され、活躍されている皆さんです。マイナスを大きなプラスに変えています。
「がんが私を解放してくれた」乳がんステージ3から8年/江口友子さん。表紙の「夢への挑戦でがんを乗り越えた」舌がんステージ4からの復活/渡部亮さんんなど。
気づきもあり、生きる力も湧いてくると思います。
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5月6日 愛知県豊橋市「ベジカフェロータス」
5月12日 山梨県甲府市トーク&ライブ
5月18日 愛知県安城市「cobaco ne cobaco」ピアノ:鎌田浩史
5月19日 愛知県犬山市「深音の館」ピアノ:鎌田浩史
5月25日 リレー・フォー・ライフ宮崎
5月26日 宮崎県宮崎市トーク&ライブ
6月8日 がん治っちゃったよ!全員集合! in 金沢
6月9日 「治る力はあなたの中にある」究極3時間ビンビンセミナーin石川
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